Rice お米のこだわり
さいとう牧場の米づくり
当社では「コシヒカリ」「ヒノヒカリ」「ひとめぼれ」「もち米」の他、酒米や飼料用米などの品種のお米を育てております。
お米は道の駅や施設に毎週届けており、一部区画は小学校の稲作体験で使用しております。
もち米は地域の餅つき大会で楽しまれるなど地域貢献に力を入れており、地域のイベントや行事を支えています。
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土壌づくり
当社はお米本来の甘い味を引き出すために、なるべく化学肥料を抑えることに重点を置いて土づくりを行っております。
稲の生育には窒素、リン、カリウムなどの栄養素が必要になります。これらの栄養素を含む牛のフンを、当社の牧場にて育てている牛から採取し、土壌に混ぜることで、土壌の栄養価が向上し、稲の成長を促進します。さらに、有機物が豊富な牛のフンは、土壌の構造を改善し、通気性や排水性を向上させます。
また、牛のフンに含まれる微生物の活性が高まり、有機物の分解が促進されることで、稲の栄養供給がスムーズになります。加えて、牛のフンは土壌のpHを調整する効果もあり、酸性土壌を中和して作物の栄養吸収を助けます。
このように牛のフンを混ぜることは、当社が目指す美味しいお米作りには欠かせません。刈り取った稲などはまた牛のえさとなり、資源を循環しております。
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伊保庄の土地の恵み
米作りに適した気候条件として、温暖で雨量が適度にあることが重要です。伊保庄は比較的温暖な気候であり、特に夏季には高温多湿となり、お米作りにとても適した土地なのです。
また、田んぼは程よく勾配している土地に開拓しております。適度な傾斜地も含まれているため、排水管理がしやすいこともプラスです。
水は付近の山の川から引いており、まさに自然の恵みから育っているお米です。特に稲作には安定した水供給が必要ですが、伊保庄の水資源状況から見て、適切な水管理を行うことができております。